
「大学生のうちに一度は留学しておきたい」。
そう考えたとき、留学が希望者だけの制度なのか、学部として全員が経験する仕組みなのかは、大学選びで大きな違いになります。
金沢星稜大学の人文学部は「全員が留学を経験する」という目標を掲げ、早ければ1年次後半から約4〜8か月の早期留学に出ます。
本記事では、金沢星稜大学の留学制度や英語のサポート体制、卒業後の進路について詳しくお話を伺いました。
人文学部は全員が留学へ。クォーター制を活かした金沢星稜大学の早期留学


まずは、ほかの大学の語学・留学系学部と比べて「ここだけは負けない」という金沢星稜大学ならではの強みや魅力を教えてください。
金沢星稜大学では、“自分を超える力をつける”を合言葉に、経済学部、人間科学部、人文学部(国際文化学科・国際英語学科)の3学部7学科で専門的な教育を行っています。
とくに人文学部では、「全員が留学を経験する※」という目標を掲げており、早ければ1年次後半から2年次前半にかけて全員が約4~8か月の早期留学に参加します。
※病気等やむおえない場合は、別途協定校等と対応する
本学は一部の科目でクォーター制※を導入しており、早い場合は、入学後、その年の12月や翌年1月には海外での学びをスタートします。
留学のタイミングが他大学と異なることが多く、留学先では比較的日本人学生の少ない環境に身を置ける点が語学力UPにつながるメリットの一つです。

また、早期留学することで、学生個々の成長と専門分野の知識を深めるためのきっかけ作りにもなり、帰国後の2年次後期から余裕をもって自分の専門分野に集中して取り組むことができます。
※1年間を4つの期間(クォーター)に分けて授業を行う学事暦制度。
また、人文学部に限らず、経済学部や人間科学部でも多くの学生が海外で学び、異文化体験や国際交流ができるよう、海外研修や留学制度の充実に取り組んでおり、以下の留学・研修制度を提供しています。
| 長期留学 | 留学先大学が定める語学要件を満たすことで、 1~2学期間、協定校に学部留学することができます。 |
| 語学研修 | 春休みや夏休みなどの長期休暇を利用して、 海外の大学で英語を集中的に学ぶ、全学部を対象としたプログラムです。 |
| 海外研修 | 内容は幅広く、教職員がそれぞれの専門分野や知見を活かし、 学生を引率し、海外での活動を行うプログラムで、 以下のように充実したプログラムを展開しています。 |
たとえば「エリア・スタディーズ」では、こども学科の教員がオーストラリアの小学校を訪問し、現地の子どもたちと交流するプログラムがあります。


また、経済学部の教員が、シンガポールや台湾、上海などで日系企業を訪問し、現地で働く日本人から話を聞くといったプログラムもあります。
各プログラムの詳細は留学・国際交流ページにて確認できます。
また、海外研修や留学の助成金制度も充実しており、本学の海外研修プログラムに参加し、全行程及び報告書・報告会の実施を完了した学生全員に、研修先地域に応じて最大12万円の助成金を給付しています。
語学研修に参加した学生には、TOEIC試験を受験しスコアに応じた助成金を最大30万円までの助成金を給付しています。
長期留学の場合は、留学先の授業料を本学が全額負担し、どの研修プログラムであっても経済的な面での手厚いサポートを行っています。
英語力に不安でも大丈夫。無料のTOEIC受験機会とEAPプログラム


入学後に英語力に不安がある学生へのサポート体制についてもお聞きしたいです。
あわせて、学生の語学力を伸ばすために特に力を入れている授業を教えてください。
本学では、英語力を伸ばしたい、試してみたいと思っている新入生を対象に、一人1回無料のTOEIC試験の受験機会を提供しています。
また、継続的に点数を延ばしてもらうために本学・エクステンション課にて定期的にTOEIC・IP試験を実施し、取得した点数に応じた特別奨励金制度もあります。
全員留学が必須の人文学部では、入学時から留学までEAP(アカデミック英語)プログラムによって英語の4技能を集中的に学びます。
また、留学前に全員が履修する「海外留学Ⅰ」の授業では、留学に必要な知識や文化、危機管理などの事前学習を留学先国・地域毎に学び、留学後の「海外留学Ⅱ」では、留学先で得た経験を帰国後の学びにつなげるためのフォローアップを行い、スムーズな学習ができるようになっています。

人気はオセアニア・アジア圏。留学を経て伸びる積極性と自主性

主な留学先として人気の国や地域はどこでしょうか。
また、留学を経て学生たちが一番「成長した」と感じるポイントも教えてください。
本学では毎年約10か国前後の国・地域に学生を派遣していますが、世界情勢などによって、主な留学先は変わってきています。
昨今の物価高や円安の影響、中東問題などにより、近年はオーストラリアやフィリピンなど、アジア、オセアニア圏へ留学する学生が増えています。

学生は教職員のサポートは受けますが、原則、全ての手続きを自分で実施し、留学先でも自分で多くのことを対応する必要あり、留学を経験した多くの学生は、積極性、自主性、問題解決力などが鍛えられ、帰国後は頼もしく成長した姿を見せてくれます。
留学先で新たな価値観に触れ、自分の殻を破る学生がとても多い印象です。
英語で発表するところまで。海外研修と就職支援をつなぐ学び

英語を「学ぶこと」だけで終わらせないために、どのような工夫をされていますか。
また、卒業後に英語を活かしてどのような進路・可能性を広げてほしいとお考えでしょうか。
留学や海外研修に参加した全学生には、実施後に報告書の提出と報告会の実施を義務付けています。
現地での経験や学びを文章にまとめるだけでなく、他の学生に向けてプレゼンテーションを行う場も設け、自分の体験をしっかり言語化することができます。
語学研修や長期留学の参加者は、これらのプレゼンテーションをすべて英語で行うことになっており、海外で学んできた成果を発揮してもらうことができます。
また、就職活動をサポートする進路支援課では、海外での研修と就職支援を合わせた独自プログラムも展開しています。
たとえば「ほし☆たび」は、船で海外へ渡航し、フェリー内での宿泊研修を通して自己分析やプレゼンテーション力を磨く、洋上型の就職支援プログラムです。



主に1・2年生を対象とし、就職活動を終えた先輩との交流も含めた実践的な内容で、早い段階から就職力を高められる点が特徴です。
金沢星稜大学を代表するプログラムの一つとなっています。
※進路支援課
https://www.seiryo-u.ac.jp/u/career/support.html
本学で留学した学生の進路は英語教員や公務員、様々な業界の民間企業、国内外への大学院への進学など多岐に渡りますが、どのような進路であれ、“自分を超える力をつける”を合言葉に、卒業後も挑戦し続けてほしいと思います。
「自分を超える力をつける」。未来の学生へのメッセージ


最後に、金沢星稜大学でどのような学生に学んでほしいか、未来の学生へのメッセージをお願いします。
本学では「自分を超える力をつける」という言葉を合言葉に、学生一人ひとりの挑戦を全力で応援しています。
留学や海外研修に限らず、大学生活の中でさまざまなことに挑戦してみてください。
大切なのは、大学に入ることだけでなく、「入学後にどんな経験をするか」です。
その経験が、皆さんの将来の大きな力につながります。
「Let’s try anything!」の精神で、ぜひ何にでも挑戦してみてください。
金沢星稜大学は皆さんを全力でサポートします。
金沢星稜大学の大学情報
| 学校名 | 金沢星稜大学 |
| 公式サイト | https://www.seiryo-u.ac.jp/u/ |
| 学部 | 経済学部(経済学科、経営学科、地域システム学科) 人間科学部(スポーツ学科、こども学科) 人文学部(国際文化学科、国際英語学科) |
| 留学プログラム | 長期留学(協定留学、認定留学) 語学研修 海外研修 (エリア・スタディーズ、Area Studies Advanced、海外チャレンジ!、 海外ボランティア、海外インターンシップ、短期海外実習(授業科目)、協定校主催海外研修) |
| 住所 | 〒920-8620 石川県金沢市御所町丑10番地1 |
| 電話番号 | 076-253-3924(代表) |
| SNS | Instagram:https://www.instagram.com/seiryo_univ/ X(旧Twitter):https://x.com/kanazawa_seiryo Youtube:https://www.youtube.com/@KanazawaSeiryoUniv |
インタビューを通して見えた、金沢星稜大学の留学の魅力
金沢星稜大学の留学は、人文学部が「全員が留学を経験する」という目標を掲げているように、希望者だけの選択肢ではなく学びの前提として組み込まれています。
クォーター制を活かした早期留学によって、日本人学生が比較的少ない時期・環境に身を置けるのも、語学力を伸ばすうえで効いてきます。
英語に不安がある学生に対しても、無料のTOEIC受験機会やEAPプログラム、留学の前後に履修する「海外留学Ⅰ・Ⅱ」といった支えが用意されています。
費用面では、海外研修で最大12万円、語学研修でスコアに応じて最大30万円の助成金があり、長期留学では留学先の授業料を大学が全額負担します。
帰国後は報告書と報告会が必須で、語学研修や長期留学の参加者は発表をすべて英語で行うため、学んだ英語を使い切るところまで設計されている点も特徴です。
留学を「行って終わり」にしたくない方は、金沢星稜大学の留学・国際交流ページやオープンキャンパスで、制度と助成金の中身を確認してみてはいかがでしょうか。
【金沢星稜大学公式HP】https://www.seiryo-u.ac.jp/u/
取材日:2026年7月30日
取材/文:イングリッシュファクター編集部



























